ほとんどの動物を見ると、地面に対して水平に暮らしていることに気づく。
地面に対して垂直になって、つまり立って暮らしているのは、人間だけである。
地面に対して水平にするか、垂直にするか、この差は大きい。
内臓と脳が、どちら側に、垂れ下がるか、病気や生活、発育に大きな差がでる。
二本の足で歩くというのは、なかなか至難の技である。
足の裏にかかる圧力、微妙なバランス、複雑な神経の動きを必要とする。
また、垂直な暮らしで、もっとも大切なものは手である。
「手は外部の脳である。」(カント)
手の機能を発達させ、前足からの歩行からの解放は、
脳の発達を加速させるきっかけとなったのだ。
垂直でよかったと思えば、なにかほっとしませんか!
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